
既存のMCUは同時処理が得意とする反面、個別処理が苦手です。具体的には
1.一ヶ所に通信不具合が出たときに、不具合の波及を食い止めることが苦手
2.異速度、異解像度通信が苦手
3.リアルタイムでの、通信帯域・解像度制御が苦手
と、大きく3つの苦手分野に分けられます。これにより、
1.画像不具合の連鎖がおこる。
2.自拠点の端末能力にかかわらず、全拠点が最低解像度、または最低帯域の端末と同じ映像解像度
に統一されてしまう。
3.通信不具合が発生したとき、リアルタイムに、個別に障害を検知することはできるが、それを「個別
に」対処できず、また「ダウンスピード」による帯域の減少は個別に行われるが、これは通信終了⇒
再開にほぼ等しい信号交換を行うので、画面のフリーズなど、個別および全体への波及効果を防げ
ない。

【映像不具合の連鎖】
という問題点が発生していました。
そこでVidyoは、従来MCUで行っていた、映像レイアウト変更などの処理を、端末で行える新しい多地点装置VidyoRouterを開発しました。 今までISDN時代の技術的しばりがあって、端末は多地点接続装置としか接続ができませんでしたが、IP時代に最適化することで、端末は、 多数の端末と同時に接続することができるようになったのです。
まず、ビデオ会議端末は、自分が処理できる限りのビデオ会議データをVidyoRouterに送信します。同時に、各端末はVidyoRouterに 向かって状況を常時レポートします。それをもとに、VidyoRouterは、各端末個別に、今現在の最適なデータ量を送信します。
