
IPネットワークの普及により、ビデオ会議は、以前よりも多くのひとが気軽に利用する会議ツールになりました。利用方法も1対1より、多地点での接続が一般的になってきています。
そんな便利なビデオ会議ですが、実は一般的なビデオ会議は、未だに次のような不具合に対処できていないのが現状です。
【遅延が大きく、会話が不自然】
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| 自拠点 | 自拠点 | 自拠点 | 自拠点 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| 接続先拠点 | 接続先拠点 | 接続先拠点 | 接続先拠点 |
多地点接続時は、MCUとの1対1接続で、端末は相手端末とMCUで二重に処理された画像を受信するので、画質劣化と遅延が大きくなってしまいます。
【エラーで、すぐに動画が崩れる】
帯域管理は接続時のみ選択が可能です。通信途中で問題があっても対処は不可能です。
【一ヶ所でおきた障害が全体に波及】
多地点接続時は、任意の一端末に不具合が発生したらMCUに影響が及び、ひいては全拠点に画質劣化という影響が起こってしまいます。
これらの不具合に一般的なビデオ会議システムが原理的に対処できないのは、ISDN時代の通信の制限をIPに拡張したものを利用しているためです。
ISDNでは、帯域は固定されているものであり、接続は1対1が基本です。それに対しIPでは、帯域は変動するものであり、接続は多対多も可能です。
IPネットワークを使用したビデオ会議が主流の昨今、特に「帯域は固定しているものである」という前提が崩れてなお、そのしがらみが既存のビデオ会議
システムに大きな影響を与えているため、帯域が変動したときにうまく対応できず、それが主に映像の不具合としてユーザーに不快感を与えているのです。
まずは【遅延が大きい】への対処方法をご覧ください。